しえ

孤独のススメのしえのネタバレレビュー・内容・結末

孤独のススメ(2013年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

自分から進んで喋ろうとしないし、身分証明書を持っていても提示せず、気ままに生活しているテオはらどこの施設に世話を頼んでも抜け出してしまうのに、フレッドの家でだけは落ち着いて生活している。
テオは記憶をなくしているとは言え、自分の奥さんに「(フレッドと)結婚するんだ」と告げる。
夫が行方不明になった上、帰宅して同性と結婚すると聞いた奥さんサスキアは怒るかと思いきや、「落ち着けるところを見つけたのね」とテオに微笑む。
妻と言うより、母になってる。
おまけに、フレッドの家にテオの着替えを持参して、貯金を差し出してテオと旅に出るように促す。
フレッドは、密かに結婚式を挙げてテオと暮らそうとし、周囲から同性愛(生々しいものではなく、淡々と同居して、二人で歌を歌う、踊るなどほのぼのしたもの)をからかわれ、家に落書きされようとも、テオにここは君の家だと諭す。
1つのソーセージを二人で分け合って食べ、仲良くサッカーを楽しむ。
それなのに、テオが友人に「(フレッドと)結婚する」と言うと、突然テオを平手打ちして、完全に受け入れていないのか、人前で二人の仲を言ってほしくないのかわからない。
友人から息子の家出のことを指摘されるフレッド。フレッドは幼い息子の歌声をずっと聞き続けているから、完全に嫌っているわけではなさそう。
最後に息子に会い、受け入れる。
そして、テオとのことも!
しえ

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