りょうすけ

さよなら、人類のりょうすけのレビュー・感想・評価

さよなら、人類(2014年製作の映画)
3.3
「さよなら、人類」

この作品がどんな作品か言葉に表現するのが難しいです。あまりにもシュールで不思議な世界が繰り広げられ、何を伝えたいのかも理解できない。

しかし、100分間飽きることなく画面を見続けてしまう。終いには「何を見せられていたのか」と思いますが、それでいいだと思います。表現するなら「熱が出た時の夢」のような作品とでも言えばわかり易いかもしれません。とにかくシュールです。

この監督の作品を鑑賞したのは初めてですが、どこかウェス・アンダーソン監督の映画やパルム・ドールを受賞したリューベン・オストルンド監督の「ザ・スクエア 思いやりの聖域」のような雰囲気を感じました。彼らの映画の世界観が好きな方にはぜひお勧めしたい作品です。
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