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ドローン・オブ・ウォーのbs3のレビュー・感想・評価

ドローン・オブ・ウォー(2014年製作の映画)
3.6
ネバダの箱から操縦される無人機。ゲームのような安全な作戦。現実は人命を奪う行為。理不尽な機密活動。でも、毎日帰宅する暖かい家庭。待っている妻と子供たち。日々繰り返される、戦場の狂気と日常の平穏。結果、実戦以上に蝕まれる精神。
2010年。アフガニスタンの上空からの局所的空爆。パイロットがいたのはネバダの空軍基地。無人機=ドローンによる攻撃。着弾までの10秒前後のタイムラグで生じる予期せぬ悲劇。空軍の作戦に加えて、CIA指示の対テロ活動が加わる。それは、納得できない非合法の機密活動。安全で、家庭から通える戦争は、未来のあるべき理想の戦争なのか?
911後のアメリカの理屈に触れる良い機会。観ておきたい。
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