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ストックホルム・ケースのbs3のレビュー・感想・評価

ストックホルム・ケース(2018年製作の映画)
3.2
「ストックホルム症候群」の語源となった事件を描く、犯罪・人間ドラマ。コメディかと思ってしまうほどあり得ないシーンやエピソードだらけだが、実際に起きた出来事らしいことに驚かされる。ラストシーンには色々と考えさせられた。
1973年、スウェーデン、ストックホルム。ひとりの男が、クレジット銀行を襲撃。行員らを人質に立てこもり、ある囚人の解放を要求する。さらなる要求のお金と逃走のための自動車をめぐり膠着。長期化するなかで、犯人と人質の間に生まれた共感。事件の結末は…
1970年代の雰囲気が良く再現され、優れた俳優陣による演技合戦は安心して楽しめる。音楽も素敵。
あの時代にタイムスリップして、起こる荒唐無稽な出来事を楽しむだけでも良し。
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