えむえすぷらす

わたしに会うまでの1600キロのえむえすぷらすのレビュー・感想・評価

5.0
メキシコ国境に近いところを起点にひたすら3ヶ月近く歩き続ける。その中でヒロインが家族や元夫たちとの過去を回想する。
ローラ・ダーンの母親役がいい。作中「45歳」(だったか)という発言が飛び出して、そんな馬鹿な、もっと上の方では?と思っていたのですが御歳48歳でした。大変失礼な推定でお詫びしかない。

過去の回想がカットインしていく形式のため大変散文的ですが、わかりにくい事はありません。ヒロインの過去の行動が読めないところがあってそこをそのまま受け入れられるかどうかがポイントかも。