キャストは過去にタランティーノ作品に関わってきた人ばかり｡観ているこっちも安心して観れる｡
お馴染みの無駄話(いい意味)が続くが､のんびり､着実に物語のクライマックスに近づいていく会話劇｡
約3時間もあってこれだけ会話シーンが多くて何故退屈じゃないのか｡さすがタランティーノ｡
前半までのスローペースが嘘だったかのように後半は怒涛のペースアップ｡ぐいぐい引き込まれる｡
それぞれの役がとても魅力的で見入ってしまう｡
特にサミュエル･L･ジャクソンの役がたまらない｡ほんと彼は憎たらしい(これまたいい意味)笑い方を心得ている｡
そしてR-18だからこそのグロ描写が痛快｡そして割とはっきり目のdick見せもR-18ならでは｡
愛おしいほどクレイジーで最高にバイオレンスで濃密な2時間48分でした｡
タランティーノとサミュエル･L･ジャクソンは長い付き合いだなー｡素晴らしい｡
