Kevin

ババドック 暗闇の魔物のKevinのレビュー・感想・評価

ババドック 暗闇の魔物(2014年製作の映画)
3.7
夫を亡くし、女手一つで息子を育てるアメリアはある晩、息子のサミュエルから読んだことのない絵本を読み聞かせてほしいと言われる。
そして手に取った絵本の題名は『ミスター・ババドック』という真っ赤な表紙の絵本だった。
読み進めていくとアメリアは絵本の内容を不気味に思い、読むのを途中で止めてしまう。
だがもう手遅れだった。
“おかしな物音とノック3回。ba Ba-ba DOOK!DOOK!DOOK!それが彼の来た合図。”
名前と姿を知ったものはババドックから逃げられない...。

これは予想外でした!
「なんかホラー1作借りたいなあ」と思ってたまたま手に取った本作。
なかなか丁寧に作られていてます!
見せ方や音の使い方、絶妙な間、役者たちの演技、そして何よりも〝ババドック〟という存在の不気味さ!
びっくり系ではなく、じわりじわりと怖さが広がってきます!
展開も先が気になるので、怖かったけど前のめりになって観てました!かなり引き込まれます!
ラストも他作品にはあまりない感じで新鮮!

解釈は2通りくらいあるのかな?
1つは映画的な解釈。
もう1つは観たそのまんまの解釈。
でも伏線みたいなのも少しあったから前者の方が個人的には面白いかな!
まあそれは観た人それぞれの解釈で!

いやあ、やっぱり絵本タッチの不気味な絵ってなんか凄い怖いと思う。笑
自家にこんな絵本置いてあったら間違いなくトラウマ!笑
そしてババドックのうめき声?なき声?。これも怖かった...笑
今後ババドックがホラー映画の象徴となり、作品が広がっていくことを期待します!
Kevin

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