このレビューはネタバレを含みます
ウーマチャレ！のテーマソングでおなじみのDhoom:3だったらしい。
シカゴでのバイクチェイスが見所の映画なんだろうけど、長いカーチェイスは苦手だし、インド映画にハリウッドっぽさは期待してない者としては、３時間弱、長かった…。いくらアーミルさんでもこれはツラい。ラガーン以来のアーミルさんのダンスがたっぷり見られて、スタイリッシュな変わったタップダンスでとても頑張ってたんだけど、アーミルさん、あまりモダンなダンス向けの体型じゃないんですよね…オマケに今回ムキムキで上半身が肥大してるし。カトリーナ・カイフさんもバリバリ踊ってましたが、この人の踊りは今ひとつ好きになれなくて(インド舞踊らしいクネクネ感というか、しなやかさが足りない)、今回は活発なキャラだったけども、扱われ方はこれまで見たとのほぼ一緒で、男性が夢見る美女といういつもの役割。いっこうにそれ以上のキャラ立ちをしてこない女優さんです。Bang Bangに期待。シカゴ市警のお姉さんも金髪美女というだけでそれ以上の個性無いし、ホント女性の描き方が雑。チョイチョイ入る妄想シーンは古くさくて可笑しくも何ともないし。アーミルさんの役作りは見所のひとつだと思うけれど、PK先に見ちゃってるので驚かないし。お話自体あまりに雑でツッコミどころしかなく、サーカスの芸はアレだけだし、インド映画だからとイイんだよ！と思える範囲を超えていた。インド映画らしい無条件のハッピー感もなく、残念…。きれいなシカゴより、少ないムンバイのシーンの方が好きだったな。
多分カーチェイスの好きな人には楽しい映画なんじゃないかと思う。
子役の男の子の大きなお目々キラキラぶりは、さすがインドのチビッ子！
