面白かったです！
想像してたよりもずっと面白かったです。
というのも、リドリー・スコット監督の映画っていくつか見てるけど、そこまで琴線にふれたものはなくて、前作の「エクソダス」に至っては久しぶりに劇場で寝ちゃった映画だったし。
そして、予告はどっちか言えば悲壮感がある雰囲気だったし、あらすじも同じ印象でした。
だがしかし！いい意味で裏切られた。すんごい面白かった。
なんたって、主人公マーク・ワトニー（マット・デイモン）がものすごくポジティブなのです。
ただ、あきらめないってだけじゃなく、まぁ、笑ってしまいそうなくらい絶望的な状況には違いないんですが、なんだかんだこの状況を楽しんでるんですよね。
生き抜いて地球に戻るために、どうすればいいか考えて、それを楽しむかの如くこなしていくんです。
それも、船長・ルイス（ジェシカ・チャステイン）のセンスのないディスコミュージックとともに。（ワトニー談）
これがとてもいいんです。
もちろん、ハラハラするところもたくさんあるし、ワトニーの知識や機転におおっ！ってなるし、どうしようもない絶望的な状況に陥って感情を爆発させる彼に、声援を送りたくなります。
なかでもデヴィッド・ボウイの「スターマン」が流れたシーンは卑怯だったなぁ。ボウイでこの歌が一番好き。そして、映画にとても合ってるし、とてもいいシーンでした。
あと、ちょっと思うことがあるので、それはネタバレで。
もう一回、見に行こうかなぁ。
2016/02/10：TOHOシネマズ新居浜（2D・字幕）
