勝ったのは農民だ

オデッセイの勝ったのは農民だのネタバレレビュー・内容・結末

オデッセイ(2015年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

2016年に一度鑑賞しましたが、今回地上波初放送ということで、再度鑑賞。


マット・デイモン主演作品はつまらないのもたくさんありますけど、今作はやっぱり面白いですね。それにしても彼は「助けられに来る」役が多いですね。

漫画の『宇宙兄弟』も最近読み直していたので前回観た時よりも、より理解しやすく、興味深く観れました。

でも、詳しい専門用語が分からなくても、話の流れ的なもので十分楽しめます。
今回見直して、自分は『シン・ゴジラ』を観た時に似たような感覚を受けました。「集団として人類が、ある困難に立ち向かう」っていう意味では一緒ですからね。

1回目に観る前は、他の多くの人が言うように宇宙版『キャスト・アウェイ』みたいな映画だと予想してたんですけどね。
それも間違ってないと思いますが、『キャストアウェイ』が「個人の力の可能性」を描いているのに対して、今作は「人類の力の可能性」を描いている印象です。
『キャスト・アウェイ』も大好きな映画ですけどね。

あと、脇役で結構いい役者さんがいましたね。マイケル・ペーニャは言わずもがな、
『Dr.ストレンジ』の主人公の相棒役のあの中国人(ベネディクト・ウォン)が目立って好きです。
ショーン・ビーンも珍しく善人で死なない役で良かったです。