パッケージからゾンビ映画だと思っていてヴァンパイアものだったとはつゆ知らず、意外と楽しめました。
この映画はテンポはそれ程良くないものの、随所に驚かしてくれる映像がありました。
舞台は30日間日が登らない極夜が定期的に訪れるアラスカ。
そこで保安官として勤務する主人公のエバンは喘息のような持病を持ちながらも街の人から頼りにされる存在。
30日の極夜が訪れる前日に犬が無残に殺されていたりと不審な事件が相次いで、エバンがパトロールに奮闘している中、奴らは突如としてやってくる。
それは血に飢えたヴァンパイア達だったのだ!奴らは30日の極夜をいいことに一狩り行こうぜと言わんばかりに次々と街の住人を襲う。
制作に"死霊のはらわた"に携わったサム・ライミが関わっているだけあって、ヴァンパイアの見た目とか人の殺されるシーンがどれも素晴らしく出来ていました!
全然安っちく無かったです!
あのアバターの様な顔面や尖った歯はどうやって作ったのでしょう。って思うくらい違和感無し。
あと、あの奇声は真似しようと思っても出来ませんでした。笑
気持ち悪いとか言わないで〜(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)泣
残念だったところは30日間という長い月日の設定が全く活かされていないこと。
題名3デイズナイトでも良かったんじゃない?と思わせる内容でした。
中盤まで結構ダラダラとしてたからラストの終わらせ方は良かったんじゃないかと思います。
主人公エバン役のジョシュ・ハートネットがかっこよ過ぎて0.3点加点しました。
そしてサム・ライミ監督監修の映画は映像のクオリティーに関しては期待を裏切らないです。
彼の作品をもっと見てみたいと思います。