このレビューはネタバレを含みます
あくまでも個人的な意見です。この映画が好きな方を否定するつもりはありません。
町山菊地論争も、観賞後目を通してます。
結論から言うと、この作品全く好きになれませんでした。
一番は音楽が全く心に響かなかったからです。
ただうるさいドラムにしか聞こえなかった。
「そんなの菊地評を聞いて音楽通ぶってるだけでは?」
と言われそうな気もしますが、本当に良く思えなかったです。
菊地氏を崇拝してる訳でもないですし。
最後の演奏はかなりハードルあがってるのはあると思いますが、予算の問題もあってか、個人的にそのハードルを超えられていないと思いました。
もちろん、この映画を好きな人は音楽をわかってない!とも言うつもりもないです。あくまで個人的な意見です。
あと、あんだけ音楽で人の尊厳を傷つけてきた人間がたかが職を失うぐらいの罰で済まされて、のうのうと音楽続けてるのにも、もやもやしました。
音楽が良ければ、すべてはこの音楽の為かと納得出来たかもしれませんが。
音楽って1人でできるもんじゃない。
なにより個人の自尊心を満たす道具じゃない…
苦手な作品でした。
ジャズファンでこの作品を好きという人がいたら意見を聞いてみたいです。