ぎょうざかしゅうまいか

セッションのぎょうざかしゅうまいかのネタバレレビュー・内容・結末

セッション(2014年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

いろんな意味で心揺さぶられる音楽映画


主人公アンドリュー・ニーマンは
名門音楽学校でプロドラマーになるためドラムレッスンに励んでいた

彼が一人で練習していると
伝説のコーチフレッチャーの目に止まる

すぐにはスカウトされなかったが、努力が実り、フレッチャーにスカウトされフレッチャーのバンドに参加することになるが、、、


何も知らずに見たこもあり
想定外の展開にハラハラした
音楽映画でスリルを味わうことになるとは


印象に残ったのは
・ニーマンがコーチからスカウトを受け
嬉しさが表情にニヤリと出る場面

・フレッチャーのバンドでの初練習
緊張感、緊迫感が非常によく伝わる
ここまで見ると展開がどうなるのか気になり
見入ってしまうのではないだろうか

・ジャズコンテスト成功後
徐々に変わっていくニーマンの様子

・大会に出場するドラマー選び
フレッチャーの指導が異常

そしてなんといっても
ラストの展開と演奏がすばらしい!

まさに見どころ満載
飽きることなく見ることができる
音楽映画としてまさに名作である

ただニーマンやフレッチャーの演技もだが
他者の演技、カメラワーク、間などから
見ているだけで一緒に追い込まれていく要素があるので
明るい映画がしか見ない人には向かないだろう

音楽をかじったことがある人はもちろん
コーチと生徒の関係、特にスパルタな経験がある人は違った感じ方があるかもしれない

私はフレッチャーが大嫌い