うーん…
まず「史実に基づく」とは書いてあるんですけど、調べたところ「捕まった恋人を助けるために女の子が単身で乗り込む」ってところが既にどうやら創作っぽいんですね
「史実に基づく」のは、ヤバイ組織が実際に存在してムチャクチャをしてて、「生還率0.01%!」という部分のようです
実際に脱出したのは少年で、恋人二人でもなんでもないらしい
なので脱出モノのサイコホラーみたいな、実話っぽくない仕上がりです。
ダニエルブリュール苦手な顔の俳優ランキング5位くらいに入るんですけど、長髪裸エプロンなのにトキメかなくて泣きました。
この人「サルバドールの朝」でもあぶない橋渡って捕まってうわぁぁってなってたな…
人を見た目で判断するのはよくないんですけど、エマワトソンどう見ても顔が賢すぎるんだよな。
この顔では残念ながらバカは演じられないわ。
コロニアの存在は怖かったけど、エマが平気そうなのであんまりハラハラしませんでした。
まぁ最後の方はハラハラしたけど、結局ラストのモノローグが一番怖かった。10年くらい前にこんな場所があったなんてな。
映画への怖さじゃなく、現実への怖さです
彼の権力は何の脅しやメリットがあって外部にまで及んでるのか?
最後の人の勇気ある判断には制裁があったのか?
とか、コロニアのそのへんの部分が知りたかったんだけど描かれてなかったので、そこが物足りなかったですね
あとダニエルブリュール、危険を冒してまで写真を撮ってて捕まったのに、写真を忘れてくるとかいうバカっぷりに呆れました
エマ…こんな奴のためによく頑張ったね…
エマワトソンはハリーポッターの呪縛からも抜け出して新境地で頑張ってるけど、共演者がまたダニエルなのはちょっとおもしろい