ベビーパウダー山崎

女囚さそり 殺人予告のベビーパウダー山崎のレビュー・感想・評価

女囚さそり 殺人予告(1991年製作の映画)
3.0
壁からの死体はアルジェントっぽくて、終盤の皆殺しは『人魚伝説』。復讐とスプラッター(ジャーロ)が池田敏春の骨と血。チリチリの髪の毛とエキゾチックな顔立ちの岡本夏生は台詞がほとんどなく、頷いたり睨んだりするだけの操り人形で、どこか日本に流れ着いた南米からの移民のようにも見えて悲壮感が増していた。日本(権力)に対しての個、闘い続けていた池田敏春。