このレビューはネタバレを含みます
おもちゃの話その4
3で完璧な終わり方したのに、4かぁ…と思ってたら話のテイスト全然違いましたね。面白かったんですけど、ラストが個人的には受け入れられなかったんで、それが惜しむらく…
フォーキーと一緒にボニーの元へ帰る場面はスタンドバイミーみたいな郷愁がありますね。フォーキーと徐々に距離感が縮まり、頑なに拒否していた抱っこをしながら二人でお喋りしているシーン良いですね。あとはギャビーが良い敵キャラでした。ロッツォとかクソクマとは違い、信念と心の温かさを持っていたし、ボニーではなく目の前の迷子を救う選択肢を取り、夢見た生活を手にして思わずウルっと来ました。
ラストが3と矛盾があって、そこが本当に残念。あれだけアンディにお願いされて、大切にするって言ってたのに、ないがしろにするボニーもそうだし、それでウッディがいないって、ボニーが落ち込むかもしれないのに、ボニーの元を去るウッディ。おもちゃにもおもちゃの生き方があるからウッディの選択に意義は唱えないけど、自らアンディに付いて行くのではなく、ボニーを選んだなら最後まで貫いてほしかった、そしてバズとの友情ももっと深堀してほしかった。1-3で一貫してたおもちゃと子供の関係性がブレてしまったので、シリーズものと言う点ではあまり好きではありませんでした。ボーが大好きで堪らないならしょうがない、許す。二人で世界中旅する話なら5観ます。誰を敵に回しても、目の前の愛する人を大事にすることより大切なことはないと思う故。
We are all toys. Unique, beautiful toys
