この雰囲気にどっぷり飲み込まれました、お勧めの一本。
検索エンジンソフトブルーブック社に勤めるプログラマーのケイレブ（ドーナル・グリーソン）は、社長のネイサン（オスカー・アイザック）が暮らす人里はなれた彼の自宅に一週間滞在する権利が当たる。
その自宅でネイサンが研究るAIロボット”エヴァ”と出会い、人工知能のテストに協力することになるのだが・・・
本作は、予備知識なしで観ていただくのが一番。
ＳＦスリラーの名に疑いようもない”衝撃”が待っています。
ケイレブ・ネイサン・AIロボットエヴァ三者の試し合い、そしてそれぞれの目的。
そんな企みに満ちた怪しい雰囲気作りが非常に上手く、冒頭から引き込まれる。
その雰囲気は音楽や効果音も相まって何倍にも増幅させているので、音響の整った設備で挑みたい。
そしてエヴァを演じたアリシア・ヴィカンダーの美しいこと。
整った顔立ちは無機質なロボットの表情にピッタリ。
かと思えば、洋服を着た時の笑みなんかを唐突に見せるから、そりゃ射抜かれるのもわかります。
その他、人工知能開発のロジック等、語りだしたらキリがない程、
この作品には語りたい話題が満載。
青年と美少女AIロボットの恋愛・・・
そんな単純なわけないだろと高を括ってもさらに上をいった衝撃作。
全力でお勧め致します。
