AI搭載のアンドロイドがどれだけ人間に近いのか、チューリングテストを行う過程を描くストーリー。
密室空間での駆け引き、ごく限られた登場人物と、まるで舞台劇みたいなシチュエーションのSF。
アンドロイドのエヴァ役アリシア・ヴィキャンデル目当てで以前から観たかった作品。
いま観ると主人公ケイレブがドーナル・グリーソン、エヴァを作った天才科学者かつ大富豪ネイサン役がオスカー・アイザックで、ともにSW新三部作キャスト。
もう一体のアンドロイド役ソノヤ・ミズノも含め、キャストの出身地や縁のある地がワールドワイドなのが面白い。
AI暴走（？）の恐ろしさを描くスリラー＆サスペンス的な作品でもある本作。
私はAIがどうこうというより、抑圧された女性が反旗を翻して脱出するストーリーのように見えた。
アンドロイドたちの女性性が強調されていたから、なおさらそう感じたのかも。
最近観たドーナル・グリーソン主演作が軒並み不憫or不幸だったんだよな… 今作も冒頭は不憫フラグ立ちまくり。
最終的にどうなるのか、観たことない人はぜひネタバレなしで観てほしい。
そしてこの映画、本国ではSW ep7「フォースの覚醒」と公開年同じなのか。ドーナル君とオスカー・アイザックのビジュアルがSWと違いすぎてビックリだよ…！
