15年前、テキサス州で殺人鬼のヒッチハイカーを乗せてしまったために未曾有の恐怖を味わったジム。
彼は恋人のマギーを連れてかの地を訪れることになるが、その道中ジェイクというヒッチハイカーを乗せた。
ところが間もなく、彼は逃亡中の殺人犯であることが判明する…。
カルトサスペンス、1986年『ヒッチャー』の続編。
冒頭の視聴者を勘違いさせる演出は好き。
前作が18年程前にもかかわらず主人公のC・トーマス・ハウエルが前作と同じ役柄で引き続き出演している所に好感。
犯人の趣向は、標的の奴に無差別殺人した罪をきせるっていう明確な理由が分かってるのは良いが、安っぽいチャラい悪役像なのが少し残念。
犯人を目の前で攻撃できる状況になると、一切攻撃できず次々とやられていく登場人物達の無能さは異常。
この2のラストは「で、それからどうするの?」と強烈な突込みを入れたくなるブン投げ方でした。
広い広いアメリカはうらやましいけど、どうもその広さが怖い。