ヒッチャー2 心臓“完全”停止の作品情報・感想・評価

テレ東バージョン。テレ東の大胆な編集が効を奏しているのであろう。時々オリジナル版を超えてしまうマジック。この時代、ヒロインは、すぐタンクトップになってショットガン撃ってたよなぁ〜。二重人格的連続殺人犯もうようよいたよなぁ〜。画面は派手だが作ってる最中から「あ〜」って思ってたのだろうな。『エグゼクティブデシジョン』

ヒッチャ－の続編。
これ昔に見た時はイマイチやった記憶がありましたが、久々に見てみました。めっちゃ面白いやん！☆

～悪夢再び～★
あの出来事から15年が立ち、いまだに事件のトラウマ状態に悩むト－マス・ハウエル。そんな自分にムチを打つかのように恋人（カリ・ウ－ラ－）と二人で再びあの現場に向かい悪夢再びです。

OPから緊迫感があって話に引き込まれます。特にト－マスハウエルのトラウマ感がハンパなくて…再び現場でドライブしますが、絶対にヒッチハイカ－は乗せへんぞ!!!ってゆうてるのに彼女が乗せよったんですよ。←この女アホか!! このクソ女!!と見ててイライラ感がハンパなかったです(笑)もう笑ってしまいました。恐怖のヒッチャ－野郎を乗せちゃいましたね。★
ト－マス君は前半で死んじゃいました。後は最後まで彼女が孤立無援でヒッチャ－相手に闘います。

序盤のスト－リ－は唐突な感じはありましたが緊迫感あるのでOKです。
雰囲気がホラーテイストなのも凄く良かったです。ただ犯人の殺し方に関してはグロ描写が皆無で残念でした。
犯人のキャラもイマイチ。ちなみにこの方はゲイリ－・ビジ－の息子さんですね。ト－マス君の恋人役のカリ・ウ－ラ－って女優さんは美人でした。
この女優さん、少しエッチな作品にも出演してるみたいですね～💕今度探してみよ～っと☆(*^^*)

物語は前回同様のハラハラだけれど、序盤で前回主人公が退場してしまって前作好きだった為にしんどさが拭えず…
前主人公は新しい物語への引き継ぎだったのかと思うが、あんな事に巻き込まれ生還した主人公がトラウマを払拭するため訪れた同じ場所で2度目の事件に巻き込まれかつこの展開で死んでしまったジムハルジーを思って酒を飲むしかない。
個人的にはこの事件を乗り越えてトラウマを解消して良かったねかと思っていたのである意味期待を裏切られた感はある。

それにしてもジムハルジー…
とうとう前回の犯人のもとに連れてかれてしまった感が否めない。

前作を観ていなければサイコなアクション映画として見れそう

　無警戒むしろ歓迎してヒッチハイカーを乗せた前作ありきで観せられる導入。惨劇再びと警戒心を抱かせるが実は・・・と逆転させて観せる。ヒッチハイカーが正義であったと。誘拐犯を追っていた警官だったと。

　結果的に誘拐されていた子どもは助かったものの、過剰防衛だったと観せる。これによりあの場面においてだったらどうしたらよかったのかという境界線の曖昧さ難しさを意識させられる。あのタイミングで発砲していなければ殺されていたかもしれない。遠距離武器を保持していないとわかったのは犯人が死んでからである。過剰防衛は結果論でしかない。全員善人ではないし、全員悪人でもない。それをどのように判断していくのか。前作における迷いというものがまたもや顔を出す。主人公の前作で負った精神的なダメージを踏襲しつつ描いた導入は引き込まれた。

　この判断のつかなさ、疑心暗鬼具合、迷いを描くのは作品を通してうまかったのだが展開の仕方がどうも・・・

　全てを信用しきれなかった彼女が彼氏と同じ道を歩むことになる。この流れは前作において不明確だったヒッチャーという存在が明確化しているが故の変化なのだろうが、前作との情報量の差で不条理な演出としては少し弱いと感じる。

15年前、テキサス州で殺人鬼のヒッチハイカーを乗せてしまったために未曾有の恐怖を味わったジム。

彼は恋人のマギーを連れてかの地を訪れることになるが、その道中ジェイクというヒッチハイカーを乗せた。

ところが間もなく、彼は逃亡中の殺人犯であることが判明する…。

カルトサスペンス、1986年『ヒッチャー』の続編。

冒頭の視聴者を勘違いさせる演出は好き。

前作が18年程前にもかかわらず主人公のC・トーマス・ハウエルが前作と同じ役柄で引き続き出演している所に好感。

犯人の趣向は、標的の奴に無差別殺人した罪をきせるっていう明確な理由が分かってるのは良いが、安っぽいチャラい悪役像なのが少し残念。

犯人を目の前で攻撃できる状況になると、一切攻撃できず次々とやられていく登場人物達の無能さは異常。

この２のラストは「で、それからどうするの？」と強烈な突込みを入れたくなるブン投げ方でした。

広い広いアメリカはうらやましいけど、どうもその広さが怖い。

殺人鬼も怖いが、簡単に嘘を信じ、敵を確認せず銃を撃ちまくる警察も怖い。
＜吹替＞2014.11.

「ヒッチャー」の正統な続編。15年後のジムを完全にオジンと化したC・トーマス・ハウエルが演じているのはなんとなく嬉しいのだが、ジムおじさんってば40分そこそこで退場するんだ残念ながら。正直なにやってんだコイツ感が否めない。けど嫌いじゃないよこういう大胆な脚本。本作でのジョン・ライダーことジャックを演じたジェイク・ビューシィーはなかなかの好演っぷりを見せつけてくれてよかった。自分で小指を切断するぐらいのイカれっぷり。小指フライの出来上がり！

1との関係性は曖昧だけど、ありそうだけど越えれていない。
C・トーマス・ハウエルが続けて出てるんだけど、ビジュアルの劣化が凄くて、かといって演技派って感じでもなく…

2014
最後の爆発シーン残念。
それ以外はきちがいっぷりがいい！！

わりと好きだよ､このくらいのｻｲｺ具合！ひたすらｻｲｺ野郎から逃げ惑いつつ対抗するっていうﾜﾝﾊﾟﾀｰﾝﾑｰﾋﾞｰなんだけど、それなりにﾊﾗﾊﾗするし、多少ｸﾞﾛｲし、つまんなくはなかった。まぁそうは言いつつも若干のB級は漂うんですけどねー。総じてまぁまぁか。心臓～･･･のｻﾌﾞﾀｲﾄﾙはﾎﾝﾄ不要。