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アベンジャーズ/エンドゲームのreifのレビュー・感想・評価

5.0
ノルマをこなしてきました(テンション低)。『インフィニティ・ウォー』が二部作と知らず呆然としてから一年か。よく出来てますね、最高ですね。MCU ファン歓喜ですね。何を言ってもネタバレになる MCU 界では自衛してくださいね…。と、以下、ネタバレ気味で綴ります。聞いてください、「ファンじゃない」。ツルルル〜♪(哀しげな前奏)。

・また太る体質のクリス・プラットがたるんでた。気の毒である
・同じく太る体質のセバスチャン・スタンは美しく絞ってバッキー勇退の花道でした

どういう視点で観てるんだよ! そこからかよ!

・キャプテン・マーベル(未履修)が嫌な女すぎて仰け反る。ああいう性格でないとチートなスーパーヒーローはやってられないという基準が米国の病であることに気づいてくれ
・タイムマシンは結構なことである。ザ・総集編をやるのに便利な装置である。とっくに退場したエンシェント・ワン様にお会いできて大喜び。だが「やり直せる」装置なのは安いな。ソー兄ちゃんのマザコンは「よかったねー」と遠く見てました
・「繰り返し」はファンを喜ばせるサービスで、自分がわかったのはキャプテンのエレベーターと、ソウル・ストーンの崖下の画くらい。他にもあるだろうけどわからない(疎外感)
・最強で無口で何とも言えぬ色気があるスカーレット・ウィッチさんが「お前は全てを奪った」と言ってたのは、後で考えて「彼氏が石でしたっけ」と思い至りました
・クイックシルバーはシリーズでいつ消えたんだっけ…。いた?

極悪に不良化したホークアイ、かっこよかったですね。腕のタトゥーが迫力! いい男でいえばアライグマが安定の渋さ悲しみ含みで飄々として、これ人間でやられたら確実に惚れる。そしてトニー・スタークな。天才で下衆という振り幅が彼の魅力なんでしょうか? どうしても好きではない(顔が)、だが逆らえない、かっこよかった。

全軍集合から激突、白兵戦の画は、まあ、燃えます。ガントレットの追いかけっこは、キャラクター紹介的な。最後のパチン!がね、「目には目を」なんですよね。前回やられたことをきっちり返す!と気持ちがいいが、それは永久機関なんだよ。終わらないんだよ。倍返しで叩きのめすか応酬から下りないと、終わらない。という疲労感が残りました。ソー兄ちゃんが冒頭でご隠居サノスを斬首するのも、ロキの復讐でしょう、私怨でしょう。

葬儀でハルクが腕を吊っていて、「あのハルクが怪我をする程のダメージを受けたトニー・スタークはただの人間だった、だから偉大だった」演出もじゃっかん気持ちが引きました。エンドロールの後の小芝居がなかったのはスッキリ! 終わったんだな、と感じてよかったです
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