FutosiSaito

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅のFutosiSaitoのレビュー・感想・評価

3.7
どうせ『ハリーポッター』初期のような「ファンタスティック」映画だろ?とたかをくくっていたら、面白かった。
 主演のエディ=レドメインについては『リリーのすべて』の熱演を見たせいで、今回はよけいに爽やかに見えたし、ビーストよりも世界観が面白かった。
 しかし、旧作の『ゴーストバスターズ』以来、敵のボスキャラは天空の暗雲とともに現れるし、煙状のイメージがつきまとう。
 パワーポイントの、誰が作っても同じようなプレゼンになるように、CGもそんなソフトがあるのか、というくらいだ。新作の『ゴーストバスターズ』『スーサイド・スクワッド』しかり。
 魔法の存在する世界でありながら、物語のツボは鉄板でドキドキさせるあたり、原作者が脚本を書いただけに巧い。
 原作は5部作にするらしいが、エディ=レドメインが大物になりすぎて、そこまで出演できるかどうか、ちょっと気になった。
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