ヘビメタおやじ

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生のヘビメタおやじのレビュー・感想・評価

2.5
1288本目。2作目は1作目を越えられないというジンクスをはっきり表した作品になってしまいました。ファンタスティックでもなく、ビーストの出番があまりにありません。結局戦うのね、という感じで、戦いが強調されなかった前作と随分トーンが変わり、ユーモアもほとんど感じられません。戦わないとシリーズを維持できないのはわかりますが、もっと違う形があったのではないかと思ってしまいます。魔法省に期待されるほどなのに、主人公の能力と活躍がほとんど描かれません。複雑な人間関係をシンプルに描き、ドラマを感じさせるのが脚本の役目だとすると、冗長としかいえません。次回作には是非ともビーストとビーストの友達である主人公のユーモラスな活躍に期待します。