ymr

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密のymrのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

面白かった
しかしわからないところもいくつかあったのでどちらも羅列します

よかったところ
タイトル詐欺、アルバスダンブルドアの秘密かと思いこんでいたけど、クリーデンスとアヴァーフォースの秘密だったわけですね
すっかり騙されました

ボウトラックルとニフラーがすれ違いになるところ、わかっていても面白かった

ワイバーンがトランクとニュートとキリンをまとめて運んで行くところ、逃げちゃうのか?と思ったら違った
賢すぎてもはや感動した

ジェイコブとクイニーの結婚式の夜、ダンブルドアとニュートの会話がとてもよかった
歴史的なよいことが起こるのはこんないつも通りの日…なんかめちゃくちゃしびれました
誰もすごい!と言ってくれないけど粛々と努力してる人はいるんだよなぁ、自分の日常が他の人の非日常かもしれないなぁ、なんて思いました
その後にダンブルドアが町並みを眺めながらただ(いつも通りに)歩くだけっていうラストもよかった、染みた

よくわからなかったところ
クイニーもクリーデンスもあっさり取り返せて、ダンブルドアもグリンデルバルドと戦えるようになったところ
ハリー・ポッターシリーズは悪と正義がキッパリ分かれていたけど、ファンタビは分かれていないのが面白さだと思っていたので少し肩透かし感
あとは敵を倒すだけ!で他に考えることが無くなってしまった
クイニーはずっと後悔し続けて、クリーデンスはずっと憎しみ続けて、彼らを説得するのか、戦うのかの駆け引きがあるのかと思っていたけど、思ったよりあっさり終わった

グリンデルバルドと闘えないはずだったのに、なんかその魔法が解けちゃうところ
原作読んだらわかるのかもしれませんが、こういうことなのかなと思ったことを書きます
血の誓いの魔法が、意図しない魔法の使い方だったから誓いがバグったのかもしれません
つまり、2人だけの誓いだったのに、クリーデンスという第三者を守る、第三者を攻撃するっていう第三者の介在で血の誓いの魔法が誰と誰の誓いかを混乱してしまった、とか?
クリーデンスもダンブルドアの血が流れてるからもしかしたらそれも混乱させた一因なのかも
というか、あの世界が反転?するような魔法はなんなのか
原作読まないといけない圧をヒシヒシ感じます

ニュートのカバンのトリックはなんだったのか
半ダースのにせものを作らせたので、散り散りになるときに持っていったカバンはすべて偽物かも、とは思いました
グリンデルバルドが偽キリンに選ばれるまでしか予言してなかったから、その後でカバンを渡そうとしたのかな
バンティが単独で、思いつきで行動していて、たまたま都合よくいったのか
何人かバンティと同じ格好の人がいたからその人たちにもカバンを持たせていたのかもしれませんね
謎は深まるばかりです…

戦いが主にならず、魔法動物が主役っぽいストーリーがファンタビらしさだよなぁと思いました
ダンブルドアとグリンデルバルドとの戦いも迫力あってよかったです
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