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合衆国最後の日のzhenli13のレビュー・感想・評価

合衆国最後の日(1977年製作の映画)
4.0
2012.11.24 シアターNにて
『カリフォルニア・ドールズ』とともに本作でアルドリッチ作品の洗礼を受けた。初見で大号泣。

アルドリッチお得意の画面分割で通信(電話・無線)の応酬による緊迫感を盛り上げてる。後半で丹念に描かれる大統領(チャールズ・ダーニング)の苦悩。真実を告発しようとするバート・ランカスター。どちらも政府という組織に呑み込まれてしまう…

「ロバート・オルドリッチ読本」によるとB・ランカスターは、自分は年寄りで最早主役ではないことを自覚する発言をしてる。品があり過ぎてこういう事件を起こしそうに見えないんだけど、孤独な闘いを続ける悲哀はすごく伝わってくる。

ラストの超望遠俯瞰…思い出すだけで涙が出そう
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