てれ

Gundayのてれのレビュー・感想・評価

Gunday(2014年製作の映画)
3.7
元旦に観て正解だった……凄かった…!! もう友情なんてとうに振り切って超えてるぞこのレベルは。バングラデシュからインドに逃れた難民孤児ビクラムとバーラーがカルカッタを支配する下克上ブロマンス、万々歳。

キャバレー美女のナンディタに「僕たち、君に恋しちゃいましたぁ!」って一緒に報告するほど仲が良いし「もしナンディタがどっちかを選んでもオレらの絆は永遠だ!」って誓うくらいビクラムとバーラーは文字通り魂から愛し合ってたのがグッとくる。それ故に些細なすれ違いからの暴走がすげぇ怖かったな。

あと孤児時代ビクラムとバーラーがやってた石炭集めってよくスラムが舞台のインド映画に描写されてて、実際にもあるんだな。現実ではとても過酷な状況だと思う。

ビクラムのランヴィール・シンいつになくいいオトコ度が振りきってて最高だったし、バーラーのアルジュン・カプールは初めて正式にお目にかかった。狂った笑顔とかメンヘラな感じとか演技上手でかなり好き。彼の作品が日本語字幕ひとつもついてないのがもったいない。配給会社さんお願いします。

前半はとにかく萌えに集中してしまったが、どんでん返し展開がしっかりあって面白かった。後半のナンディタ(プリヤンカー)はめちゃくちゃカッコいいぞ!! そしてイルファンの助演がスパイスになってて良き。

何度もリピートしたくなるのが分かる映画でした!
てれ

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