そりゃね。人生の中でのベストムービーの一つにエイリアンシリーズを挙げる自分ですから。
その第1作目を世に送り出したリドリー・スコット監督が再びメガホンを取ったワケですよ。
期待度がMAXになっちゃうでしょ。
宇宙に移住すべくコールドスリープ状態になっている2000人の移民を乗せたコヴェナント号。
途中の事故で偶然受信した謎の電波を辿り、ある惑星に降り立つのだが...
まず、未知の惑星に降り立つのに、未知の細菌とか病原菌対策無しで、ざっくばらんに降りちゃったり、
明らかに何かに感染している症状の乗組員を慌てて船内に乗せようとするとか、
ド素人さながらのパニックっぷりで、なんか過去作品に比べて雑な印象は否めず。
...あれ?...どうしたリドリー。
前作「プロメテウス」から出演し、今作の鍵を握るアンドロイドを演じるマイケル・ファスペンダーはハマり役だが、
女主人公ダニエルズ演じるキャサリン・ウォーターストンは、リプリーを超えるキャラには辿り着かなかった。
うーむ...期待しすぎた自分が悪いのか、イマイチ感が否めず。