しょうちゃん

彼は秘密の女ともだちのしょうちゃんのレビュー・感想・評価

彼は秘密の女ともだち(2014年製作の映画)
4.0
英国のミステリー作家ルース・レンデルの傑作短編「女ともだち」をフランソワ・オゾン監督が映画化。

妻子がありながら女装癖のある男性と“女ともだち”として付き合い始めたヒロインが辿る複雑な心の軌跡とその顛末を描く。

白紙の状態で観たので、
女装男子と人妻の複雑な男女関係を描くユニークな内容に驚きました。
ダヴィッドの女装はオカマちゃん感が凄かった。
髭の剃り跡とか体系とか女らしいさを見せずに女装する。
ダヴィッドは女装が好きだけど“ゲイ”ではない。
クレールと旦那のジルとダヴィッドと女装したヴィルジニアの三角関係?
とにかく複雑な関係が面白い。
クレールがダヴィッドに惹かれるのではなく、
女装したヴィルジニアに惹かれているのが状況を複雑にしてると思う。
ラストで何も説明もないままの7年後になるが、
お腹の大きいクレールが女装したダヴィッドと娘のお迎えに学校に来るくだりで、
クレールのお腹の子供は誰の子か?
ダヴィッドかジルかという疑問が残ったまま終わる。
ラストはヴィルジニアがちゃんとした女性に見えるから不思議。
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