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蔵獄 ZOUGOKU/和服エロス・蔵のなか 淫蜜な関係/新・鍵穴 絡みあふ舌と舌のmingoのレビュー・感想・評価

3.7
鍵穴シリーズ4作目。
谷崎潤一郎の「鍵」が原作。怪奇ミステリーとエロスにおける劇映画のお手本のような演出と、葉月蛍と里見瑤子のダブルヒロインがただただ素晴らしい。7月公開の「カニバ」観ましたって里見さんに言ったらめちゃくちゃ驚かれた、、、

トークショーメモ
稲尾さんと呼ばれる深町監督作。撮影はいつも山梨の宿か千葉の津田スタジオ。着物を三着持ってきてと言われる。蛍さんはいつも同じ着物着てる。赤と白の色味が相反して綺麗。パンティではないみんなズロース履いてる。みんなグッとくるて。マニキュアもだめ。基本せっかちだから着物待ちはしない。着付けの人もいなければ最初は鏡もないけど15分くださいと言って10分で着替えてた。稲生監督にしてはこのシリーズは時間がかかるし陽のキャラのはずが2人とも陰の役が素晴らしい。アフレコスタジオでうっとりして観てた。毎度役者が同じだからのちに洗練されつつある。山口玲子の身体の動かし方が半端ない。助監督の茂木くんもすごい。絡みのときの身体の動かし方はみてしまう。稲尾監督は騎乗位が好き。カットをアッチョイて言う、その言い方で監督の出来がわかる。加工も現場でやる工夫が沢山。
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