観終わった後の率直な感想は「フォースってあんな使い方できるのか笑」という驚きと、「エピソード9はどうなっていくの？」という期待と不安。今までのスター・ウォーズからの転換を如実に感じて少し寂しくなったのかも。
「希望を受け継ぐ」というのは「ローグ・ワン」のテーマでもあったけど「受け継ぐ」というのは今までのメンツが表舞台から姿を消すのを意味する訳で...その点では切なくなるストーリーだった。
やっぱりルークが出てこそ「スター・ウォーズ」なんだよね。前作では顔見せ程度だったルークが今回は圧倒的な存在感を見せる。レイにフォースの解釈を教えるシーン、光と闇の葛藤を説くシーンを観ているとこのシリーズの世代交代が確実に始まっていることを実感。にしても、ジェダイ教育を受けるには対象者が幼少であればあるほど良いはずなのにどうみても20代前半のレイがあそこまでフォースを易々と使いこなすのは何か違和感あった笑。
そんな違和感を抱きつつもルークがR2から過去の映像を見るシーンでは涙腺が緩みそうに。彼のセリフを借りるならあの演出は「ズルいぞ」。所々「帝国の逆襲」や「シスの復讐」などのオマージュがあったのも追いうちでどんどん目頭が熱くなった。
からの、終盤の夕陽シーンは本当に美しくて儚くてここで我慢してた涙がポロリと零れた。あの綺麗な2個の太陽...といえばファンの方には説明の必要もないでしょうが、こんな美しいシーンは今までのシリーズにはなかった。
ラストシーンも込みで次作でどんな展開を見せてくれるのか楽しみ。
