ニャーニャット

スター・ウォーズ/最後のジェダイのニャーニャットのレビュー・感想・評価

2.8
スコセッシはマーベル映画をテーマパークって言ってたけど、ディズニーによるこのスターウォーズシリーズこそテーマパークそのものだよなあ。キャラクターは走ってるんだけど、そこには現代性も作家性も革新性もない。マーベルにはその全てではなくても、それぞれの映画に何かがある。
ディズニー版スターウォーズは監督の交代劇がよく起こってたけど、監督に自由を与えながらも監督をコントロールしていくプロデューサーの力量の差がある。
具体的には、キャスリーン・ケネディとケヴィン・ファイギの実力の差なのかなあと。キャスリーン・ケネディってそもそもスターウォーズの生みの親でもなければ、強烈なファンってわけでもないだろし、スピルバーグと組んでたぐらいだし、ルーカスにも認められてたわけだから、とてもクレバーな人なんだろけどね。
「ゲーム・オブ・スローンズ」のワイスとベニオフが主導権を握れば、何か変わるかもと思ったけどどうやら離脱しちゃったみたいだし、ケヴィン・ファイギはどこまで関わるんだろう。
とにかく今は評判の「マンダロリアン」を早く観たい。