PANDADA

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明けのPANDADAのレビュー・感想・評価

2.0
言わずと知れた大シリーズ「スター・ウォーズ」の最新作。

やっと観れました。
レンタルソフト化がこんなに遅れたとこからケチつけたい気いっぱいでしたが、それでもまあ、ドキドキして観たんですよ。

でも、まあ、なんというか。
残念です。

いつものオープニングでいきなり、明かされるパルパティーンの生存。
この時点でもうがっかりですよ。
結局はそれまでのルーカス監督作の遺産をこねくり回しただけ。
新しい何かを作れなかったんですね。
感動的だった「ジェダイの帰還」を観た後にこれ観たらため息が出まくりです。

旧三部作も新三部作もディズニー三部作も結局ラスボスはパルパティーンって。
いくらなんでも、ねぇ。

「フォースの覚醒」からなんか違和感を感じながらも、それでもワクワクして期待していたのに、冒頭からこの仕打ち。

またいくらか新キャラも出ますが、どれも薄い。特に話に濃く絡んでくるのではないので、観終わった直後から名前すら忘れそうなペラペラのキャラです。

ストーリーもなんだかなぁ。
ハラハラドキドキしないんですよね。
「あー、そーなんだー、ふーん」って感じで進んでいくくらい起伏の乏しいストーリー。

まあ、もちろん悪いとこだけじゃなくて、良いとこもあるんですよ。

やはり殺陣は良いですね。
新三部作には劣りますが、
それでも流石という感じ。

ランドーとチューイがファルコン号に操縦しているもありがたいシーンでした。

が、まあ、これくらいかな。

なんかシリーズ最終作ってこともあってメチャクチャ期待してたのに、というのがやっぱ本音です。

はじめて「ジェダイの帰還」を観た時は度肝抜かれたし、「シスの復讐」は映画館嫌いだけどそれでも劇場で観てよかったとしみじみ感じたのに、本作は、「まあ、最終話観れて良かったかな」程度の感慨しかありませんね。

やっぱルーカスが携わらないからなのかな。

フォースの暗黒面に堕ちたのは、このシリーズをディズニーに売り渡したルーカスではないかと。

そういう楽しみ方しか出来ませんでした。
とても残念。
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