ノッチ

最終絶叫計画5のノッチのレビュー・感想・評価

最終絶叫計画5(2013年製作の映画)
3.5
チャーリー・シーンとリンジー・ローハンは20台のカメラを用意して卑猥なビデオを撮ろうとしていた。

しかし、チャーリーの体は壁に投げられたり天井に飛んだりと不可解な行動を行い、ついにはローハンがチャーリーを殺害してしまう…。

約7年ぶりに制作された5作目。

DVDスルーすらされないまま日本未上陸から早数年。

『最終絶叫計画5』が遂にネトフリ経由で日本上陸です(しかも吹き替え版あり)。

前作からリリースまでの時間が空いた為か、シリーズを通して主演であったシンディ役のアンナ・ファリスは出演していない。

チャーリー・シーンとリンジー・ローハンが出演しているが、本作では本人役での登場である。

また、シンディに代わるヒロインのジョディは、『ハイスクール・ミュージカル』のアシュリー・ティスデイルが演じている。

さらに、マイク・タイソンが当人役で出演している等、相変わらずキャスティングは豪華である。

本作の主なネタは『パラノーマル・アクティビティ』『ブラックスワン』『MAMA』『猿の惑星:創世記』など。

特にメインは『MAMA』と『猿の惑星』ですかね。

10~13年近辺のヒット映画や時事ネタをパロったネタ詰め込み作。

当時の旬の映画が分かるのが良いです。

懐かしい。

定点観測ホラーや、猿モノ、バレエモノ、どこかで見たようなディカプリオ似まで連れてきて、ギャグはゆるめながら退屈せず。

結構真顔で視聴耐えてたんだけど、特にディカプリオのソックリさん出てきてもうダメだった。

偽レオの『インセプション』めっちゃ面白かった。

個人的には、このシーンのためだけにでも観てよかったです。

でも話は見終わった瞬間に忘れました。

ぶっ飛びすぎてて内容が頭に入ってこないものの、何も考えずに観られるから時間のある時にぜひ。

最近新作ないけど、『ブラムハウス』、『A24』、『アリ・アスター』、『ジョーダン・ピール』、『キング原作』、『リブートホラー』とネタ貯まりまくってる筈なので、新作作って欲しい。
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