神と人間が共存している古代エジプト｡
国民は平和な暮らしをしていたが､国王であるオシリスが息子のホルスに王位譲与の式の際､もう1人の息子セトに王座を簒奪されてしまう｡
その時の格闘の末､ホルスはセトに両目を取られることに｡
そんなホルスととある理由で共にすることとなった盗賊ベックによる､セトへの戦いが始まることに...｡
面白くない訳ではない｡ワクワクしない訳でもない｡
ただいまひとつ何か物足りなさを感じました｡
確かに映像は素晴らしい｡
しかしこれも“は”と言わざるを得ない｡
肝心のストーリーや展開がなかなかに雑に進み､もうちょっとどうにか出来なかったのかと思ってしまいます｡
そして極めつけは奴らが○○すること｡
自分が観た予告には一切そのようなシーンがなかった為､最初に見た時かなり驚きました｡
その意外な展開に若干置いてけぼりになり､どうにか飲み込めた頃には唯一の映像美にも目が慣れてしまいラストまで何となく観ることに｡
唯一良いのが映像美と言いましたが､他のに良いところがあまりない為､かえって目立ってしまってます｡
もちろん映像の技術は圧巻の一言｡
でもだからこそ他の部分にも欲が出てしまう｡
決してつまらなくはないですし観たことを後悔する出来でもないですが､期待以下の作品になってしまったことが残念です｡
最後に一言｡
クライマックスの戦闘シーンはいちいちピカピカ光って､半端なく観づらかった｡目に悪そう｡
まさか最後に映像に関しても不満を抱くとは思いませんでした｡
