病気の母親、学校でのイジメ、離婚して別の家庭を持っている父親...
子供にとってはなかなか過酷な環境である。
母親の病状は深刻だ。
少年を怯えさせる、母親から漂う死の気配と、怪物が語る3つの物語にも「死」が関係しており、この作品の根底にずっと死の匂いがしているせいか、もう陰鬱な映画だなーと思いつつ観ていた。
「パンズラビリンス」の製作陣らしい不思議な魅力を感じる映像と、シガニー・ウィーバー、リーアム・ニーソン、フェリシティ・ジョーンズなど何気に豪華キャストだったりして、もっと大きなスクリーンと良い音響で観たかった。
原作はカーネギー賞を獲得したベストセラー小説らしいが全然知らなかった。
読んでみたい。