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プチ・ニコラの夏休みのakrutmのレビュー・感想・評価

プチ・ニコラの夏休み(2014年製作の映画)
3.5
フランスの国民的絵本『プチニコラ』の映画化第二弾。のび太やカツオと同じく劇中でのニコラの年齢はいつまで経っても変わらないので、ニコラを演じる子役は第一弾と異なっている。第一弾のマキシム・ゴダール君がとても可愛かったのに対して、ジャケ写を見る限りでは本作のマテオ・ボワッスリエ君の印象がちょっと大人びた冷たそうな感じだったので敬遠していたが、映画を見てみると、マテオ君もなかなか可愛かった。

本作は夏休みに家族でバカンスに訪れた海辺でのプチ騒動を描いている。表情が怖い女の子イザベルと結婚させられると勝手に思い込んだニコラが、バカンス先で仲良くなった仲間たちとこの事態を回避しようと珍騒動を繰り広げるというストーリー。前作同様、子どもたちの可愛い言動を見ていると、荒んだ心が洗われる気がする。ほんわかと温かい気持ちになるには、いい映画かもしれない。

ニコラのおばあちゃん役の女優がどこかで見たことあるなあ、誰だろうとずっと思いながら見ていたが、『ラ・ブーム』でソフィー・マルソー演じるヴィックのパパの愛人役で出演していたドミニク・ラヴァナンだった。
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