やまぞう

ワンダーウーマンのやまぞうのレビュー・感想・評価

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)
5.0
ワンダーウーマン・ビギニングというところか。

「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」に登場したワンダーウーマンは、クールで知的で、タフな女戦士だったが、遡ること第一次世界大戦の時代。

女性だけが住む島で育ったアマゾン族の王女ダイアナは、外の世界から舞い込んだアメリカ陸軍のスティーブと出会い、悲惨な戦争から人間を救うために、故郷から旅立つ。

「外の世界」を知らずに育ったダイアナは、掛け値なしの純真無垢な乙女であり、人間が争い殺しあう原因は、軍神アレスが操っているせいだと信じて疑わない。
アレスを滅ぼせは、人間はたちまち善良な存在となり、戦争は無くなるはずだと。

しかし、外の世界で様々な人と関わってゆくうちに知るのだ。
この世界は必ずしも善と悪がキパッと分かれている訳ではないのだと。

それは正義と名誉を重んじる彼女の信念をゆるがす事実なのだ。

未熟なその心が、揺るぎない信念と愛を見つけた時、比類無き最強美女戦士ワンダーウーマンが誕生する。

うう。泣けた。
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