原作はDCコミックスで「DCエクステンデッド・ユニバース」シリーズの第4作。
セミッシラの女だけの部族アマゾンの姫として育てられたダイアナは、軍神アレスを倒すため、アマゾン流の戦闘訓練を受けていた。
時は第一次世界大戦の最中で、英国のスパイ、スティーブ・トレバーはドイツ軍の新型ガス爆弾の情報を奪取したのち、セミッシラに不時着。彼を追うドイツ軍と交戦状態になるアマゾンにも犠牲者が出る。
トレバーに世界情勢を説かれたダイアナは戦争の原因はアレスであると思い、彼に協力して、最激戦の戦場に赴く、、、みたいなお話。
よく出来てますよね。
ガル・ガドット演じるダイアナが縦横無尽にアクションを繰り広げます。この辺は、「マン・オブ・スティール」とか「バットマンvsスーパーマン」とかと同じ雰囲気です。
シリーズとしての前作「スーサイド・スクワッド」なんかよりははるかにまとも(笑)。
突っ走るダイアナにブレーキをかけるトレバー役、クリス・パインも非常に良い。
帝政ドイツ軍服がよく似合ってます。
残念なのは敵がショボいこと(笑)。
ラスボスは豪快で、強すぎだし、
それまでは逆にほぼダイアナ無双状態。
良く言えばメリハリのある、
悪く言えば盛り上がりに欠ける戦闘シーンです。
ま、それでも十分カッコいいんですけどね。
シリーズのプロットとしては、「バットマンvsスーパーマン」で出てきたワンダーウーマンの細かいキャラ紹介的な作品で、
次作「ジャスティス・リーグ」への期待を高めてくれる出来です。
「ジャスティス・リーグ」はまだ未観、そのうち観ます。
それなりに楽しめるアクション映画の秀作。