揺りかごを配信している動画配信サービス

『揺りかご』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

揺りかご
動画配信は2025年7月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

揺りかごが配信されているサービス一覧

揺りかごが配信されていないサービス一覧

Prime Video
U-NEXT
DMM TV
Rakuten TV
FOD
TELASA
Lemino
ABEMA
dアニメストア
Hulu
Netflix
JAIHO
ザ・シネマメンバーズ
WOWOWオンデマンド
アニメタイムズ
Roadstead
J:COM STREAM
TSUTAYA DISCAS

『揺りかご』に投稿された感想・評価

'1931、ジャン・エプシュタイン。
トーキー最初期に撮影された、『ブルターニュの詩』に連なる作品である。
エプシュタインはトーキー導入にあたり、当初より役者の音声を録音するのではなく、本作、及び『Mor Vran』にて詩曲を映像で語ると云う作風を試みており、その融合は後作『Chanson d'ar-mor』に於いて結実する。

原詩は仏高踏派の詩人にして初代ノーベル文学賞を受賞したシュリ・プリュドムによる『Les Berceaux(揺りかご)』。
楽曲はガブリエル・フォーレである。

本作に於いても、作中ではこれと言ったドラマは起こらない。
ただ女性が揺らす揺りかご、帆船、旅立つ男性、そして遠のく港がメランコリックな曲調、切々とした歌声に乗ってゆったりと映し出されるのみである。
この為混乱を来たす例も多いが、本作は先述の通り元来がPVであり、詩曲が主体となる。
その映像、ドラマから何かを感受してゆく体の作品ではなく、詩に謳われる心情に共感を覚える事で、より深く映像に意味を持たせてゆく作品である。

この一点に於いて、私は本作をエプシュタイン作品中の特異点であると断じ、偏重するのである。
河
-
https://www.cinematheque.fr/henri/film/84561-les-berceaux-jean-epstein-1932/

Sully Prudhommeという詩人の詩にメロディをつけて歌われた曲に映像を当てたもの。ジェルメーヌ・デュラックが前年に『Celles qui s'en font』で既存曲に映像を当てていたのを考えると、これがトーキー移行時の実験的な手法の一つだったのかもしれない。

詩の内容は、生まれたばかりの子供と妻を残して海へと旅立っていく男が、その船から妻の揺らす子供のゆりかごへと思いを思いを馳せるというもの。

映像はそれに応じたものとなっていて、妻と子供よりも旅を優先したことを後悔する話のように感じられるが、ラスト近くに十字架のショットが挿入されることによって、一気にその旅に死の印象がまとわりつくようになる。そして、最後に映る船はもはや旅に向かうものというよりも死に向かっていく幽霊船のように見える。

それによって、船出についての詩から、妻と子供を残して死にゆく男についての詩としてより普遍的な意味を持つようになる。おそらくこの映像による詩の意味の普遍化が狙いだったんじゃないかと感じた。
午後
-
ジャン・エプスタインが手がける短編、というよりもミュージックビデオ?詩はシュリー・プリュドム、音楽はガブリエル・フォレ。詩はL.ゴーディン。
母親が優しく見守る揺り籠と、波のうねりに揉まれる大船が交互に映される。子と別れる親の辛さと、揺り籠の安らぎや明るい灯台から離れて、広大無辺な大海へ投げ出されていく男の哀歌といった趣。そこに十字架を背負う受難が重ねられるのが印象的。モンタージュによるイメージの結びつき。煙に巻かれる逆光の華が綺麗。
シネマテーク・フランセーズの公式サイトから視聴可能。

『揺りかご』に似ている作品

ジャズ・シンガー

製作国:

上映時間:

89分

ジャンル:

配給:

  • ワーナー・ブラザース映画
3.4

あらすじ

ユダヤ教の司祭を父に持ち、その跡を継ぐように育てられたジョン。だが、彼は父と決別してジャズシンガーになる夢を叶えていた。人気を博したうえに舞台女優メアリーという恋人も得た彼だったが、大舞台…

>>続きを読む