海賊。走る哲学者。90年代から00年代初頭にかけて活躍したプロロードレーサー、マルコパンターニの34年の生涯をロードレース界の闇も交えつつ迫ったドキュメンタリー。
172センチという小柄な身長。さらに24歳の若さで禿げてしまうという愛くるしさ。なのに圧倒的な速さで大男たちをバッタバタと抜き去ってしまうという漫画みたいなキャラクターはファンから愛されて当然ですよね!
そんな身近なヒーローの強さがドーピングによるものだったら?
個人的には屈強な選手の違反よりも落胆しちゃうとおもう🥺なんだよ、やっぱり普通にしてちゃ敵わないのかよって、、
このドキュメンタリーではそんな声に反対するかのように基本パンターニ完全擁護の姿勢で作られてて、当時のロードレース界はドーピング当たり前、むしろ有望選手なら若手時代から国レベルで新薬投与チーム規模で薬ばら撒き、だから選手は犠牲者で悪いのはスーツ組だっていう声が後半にいくほど大きくなりすぎてドキュメンタリーとしてはどうなんだろて思った🤔
でもほぼ全員ドーピングしてるフェアな環境の中で勝ってきたのだから、パンターニが強かったのは揺るぎない事実!!!