シャトニーニ

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリーのシャトニーニのレビュー・感想・評価

4.8
SWシリーズそれぞれが名作なら
これは傑作としてほしい。
シリーズ全て観た人が嵌められるパズルの最後のピースのような贅沢なのだ。
仕事サボってでも見るべき!

フェリシティジョーンズ演じるジンの強くも儚げなヒロイン力と、ディエゴルナ演じるキャシアンの非道で弱さの垣間見える人間臭さ、そして脇を固めるチアルートらの強さや気高さが、無機質な銀河での決死の作戦を永遠たらしめる。フォースチョークを食らったような、~ep4 新たなる希望に繋がる十分前までの怒涛の展開に、脳幹がやられることまったなし。

SWはSF戦争映画なのだと解釈すればこうなる。ウォーズ部分のための映画なのだ、ここだけ取れば他の戦争映画に引けを取らない。
カラーでいうなれば「特攻大作戦」、「プライベートライアン」、「遠すぎた橋」
そして「ナバロンの要塞」と「イングロリアス・バスターズ」、「双頭の鷲」を全部合わせたようなスリリングな進行に汗と武者震いが止まらない。



最後のジェダイ鑑賞後に確認として見直したがやっぱり各キャラが格好良い。
K2SOとかベイズとか、デストルーパーさまぁ!
脱線した感のある続三部作はいいからこれでドラマ作ってくれよディズニーさん