しょうちゃん

インデペンデンス・デイ:リサージェンスのしょうちゃんのレビュー・感想・評価

2.5
1996年のローランド・エメリッヒ監督によるSF超大作「インデペンデンス・デイ」の続編。

人類が侵略者を撃退してから20年後の地球を舞台に、
再び現われた宇宙からの侵略者と人類との激闘の行方を壮大なスケールで描き出す。

20年ぶりに“ID4”の続編が人類の前に現る。
監督は当然ながら前作に引き続きローランド・エメリッヒ。
前作から20年も経過しているので、
映像は格段に進化しているわけだが、
CGに頼り過ぎて内容は何も変わっておらず凡作。
前作の衝撃には程遠い。
エメリッヒも進化しなきゃダメ。
地球人がエイリアンの技術をちゃっかり自分たちの物にしてるので、
前作のような“人類の戦闘機”対“宇宙船”といったものではなく、
エイリアンの技術で作った“架空の戦闘機”対“宇宙船”なので、
人類の力で戦ってる感がない。
宇宙船が全長4800kmという、
アメリカ合衆国全土を覆うサイズの割にはたいしたことはない。
なぜか“デッドプール”みたいなキャラクターも登場。
前作で描かれていたエイリアンを殴るシーンが本作も用意されており、
これはシリーズのお約束にしたいのか。
SF映画のはずが、
クライマックに登場して大暴れする女王は怪獣映画になっている。
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