Kevin

セルフレス/覚醒した記憶のKevinのレビュー・感想・評価

セルフレス/覚醒した記憶(2015年製作の映画)
3.6
余命半年の宣告を受けた大富豪の建築家“ダミアン・ヘイル”(ベン・キングズレー)。
そんなある日、彼は1人の男から「遺伝子操作で造った肉体に頭脳を転送しないか」と提案される。
その結果、新しい体を手に入れることとなったダミアンだが、その肉体(ライアン・レイノルズ)にはある秘密が隠されていた...。

純粋にアクションとしても楽しめ、SFとしても楽しめました!
設定がなかなか好みだったです!
そしてそれと同時に少々考えさせられました!

人間誰もが一度は思い描いたであろう不老不死的な。
近い将来、本当に実現するかもしれません。
しかしそうとなると、人生においての〝生〟と〝死〟という定義自体曖昧になってしまうのではないでしょうか。
〝死〟を〝美〟と捉える訳ではないですが、死というものには大きな意味があると思います。
「死というものは人生の最期を鮮やかに彩る天からの贈り物である。」
...というのを僕が3歳くらいの時、よく口にしていたのをふと思い出しました。

だがしかし!
めちゃくちゃ憧れる!笑
「60歳になったからいっちょ20歳の体になるか!んでイケメンに!」
楽しそう...。
しかもそいつの戦闘力が高かったらなお最高!
俺もレイノルズみたいなイケメソに生まれ変わりたい!

が、ここで一つ思い出して欲しい。
「死というものは人生の最期を鮮やかに彩る天からの贈り物である。」というある1人の偉人の言葉を。
そう、人間は誰しもが使命を持って命を授かり、その使命を果たすために人生を全うし死していく。
素晴らしいじゃないですか!
終わりがあることに意味がある!ヘルイェイ!

えー、自分でも何言ってるのかわからなくなっちゃったけど言える事は、「この作品、ハラハラできて面白かった!」です!
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