このレビューはネタバレを含みます
ベロニカを育てた男がなぜ彼女を引き取ったのかがまずわからないし、何を生業にしているのかわからないし、どうしてベロニカを殺し屋として育てたのかもわからないし、ブロンドガールハンティングするイケメン高校生たちもなんで“狩り”と称して女を殺してるのかもわからないし、ベロニカを育てた男との関係もわからない。
こっちとしてはそこら一切合切ををおざなりにされちゃったらこの物語の体裁がわからないし…。
「真実と挑戦ゲーム」とか大したシーンではないのになかなか見応えがあった割に、肝心の狩りで男たちを返り討ちにして逆に処刑していくシーンは“そうじゃねーんだよなぁ“とがっかりすることしきり。
ベロニカは、相手に対してアルコールで幻覚を見せてとか狡い手じゃなくて、技術でスマートに粛々と事を済ませて欲しかった。
だってそういう教育を受けていたって設定なんでしょ！
ベロニカを演じるアビゲイル・ブレスリンを見てどっかでみたことあるなと思ったら、リトルミスサンシャインのオリーブ役の娘だったのね。
リトルミスの時は残念な女の子役で、今作でも最初は大して美人でもないなと思ってたけど、真っ白い肌と冷たい眼差しで妙な色気というか魅力があってその成長ぶりに目を見張った。
でも、ドラム缶のような寸胴はリトルミスの時分から成長みられず、スタイルは残念としかいいようがない…。
