やまぞう

バリー・シール/アメリカをはめた男のやまぞうのレビュー・感想・評価

4.0
まぁ、トム・クルーズ主演だからそんなにハズレ無いだろうと思ってたけど、掘り出し物だったなー。

1970年代~1980年代に、民間航空会社のパイロットから、CIAに雇われ、麻薬の運び屋からホワイトハウスまで網羅。

実話がベースらしいが、だとしたらコイツはどんだけ儲けたんだ??
ざっと見積もっても、数百億は下らないだろう。
その生活は、札束を敷いて寝るとか、札束で他人の頬を叩きまくって言う事を聞かせるようなレベルを遥かに凌駕する。

当然のごとく、その巨万の富には多大なるリスクが伴う。
まさに、盛者必衰の理。

思うに、バリー・シールという人は、才能溢れる有能な人物だったのだろうが、
先々の事をしっかりと考える人では無かったのだろう。

今作の副題である「アメリカをハメた男」は違うと思う。
あの時代のアメリカという国家に利用された男の話なのでは?

キューバ葉巻を密輸して小遣い稼ぎぐらいにしときゃーよかったんじゃないのー?
やまぞう

やまぞう