ぎょうざかしゅうまいか

弁護人のぎょうざかしゅうまいかのレビュー・感想・評価

弁護人(2013年製作の映画)
4.0
「国家を敵に回しても、無罪を勝ち取る」

◆あらすじ
1980年代
高卒で裁判官となったソン・ウソクは、韓国釜山で弁護士に転身し、不動産登記を専門にする事務所を構えることになった。
大手企業から声がかかり、全国区の弁護士になろうとしていた時、駆け出しの頃にお世話になった飲食店の息子ジヌが事件に巻き込まれたことを知る。
店主スネへの恩と懇願するほどの思いに心が動き、拘置所にいるジヌのもとへと足を運ぶ。ジヌの姿は一変しており、事態の重さを感じ、ウソクは誰も引き受けない事件を弁護することになるが、、、


◆感想
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ウソンが店主に
7年越しのお詫びをした場面で
店主の言葉におぉ!となった

謝罪を受け入れた後、嬉しい気持ちとともに開放感や気まずさなどが生じ、また次の機会は作りにくいものなのではないだろうか
そこを
お金じゃなくて顔と足で返すのよ
と伝える店主の思いやりがすごいと感じた。


コメディぽい感じの始まりだが
ストーリーの真髄に迫っていくと緊迫感が凄くなる。

9人を弁護する姿は
圧巻としか言いようがない
映画館で見ていたら呼吸のタイミングに
気を使ったていたかもしれない笑

2023.61作目