弁護人(2013年製作の映画)

변호인/The Attorney

上映日:2016年11月12日

製作国:
  • 韓国
  • / 上映時間:127分
    監督
    ヤン・ウソク
    脚本
    ヤン・ウソク
    ユン・ヒョノ
    キャスト
    ソン・ガンホ
    イム・シワン
    キム・ヨンエ
    クァク・ドウォン
    オ・ダルス
    チョン・ウォンジュン
    あらすじ
    1980年代初めの釜山。学歴はないが、様々な案件を抱える売れっ子、税務弁護士ソン・ウソク(ソン・ガンホ)。大手企業からのスカウトを受け、全国区の弁護士デビューを目の前にしていた。ある日、駆け出しの頃にお世話になったクッパ店の息子ジヌ(イム・シワン)が事件に巻き込まれ、裁判を控えているという情報を耳にする。クッパ店の店主スネ(キム・ヨンエ)の切実な訴えを無視出来ず、拘置所の面会に行くが、そこで待ち受けていたジヌの信じがたい姿に衝撃を受ける。多くの弁護士が引き受けようとしない事件の弁護を請け負うことに決めるが…。

    「弁護人」に投稿された感想・評価

    実際にあった事件がモチーフなのもノ・ムヒョン元大統領がモデルなのも知りませんでした。

    どのあたりまで脚色されてるのかわからないけど、社会派な熱い作品で見応えありました。

    主演のソン・ガンホも良かったけど、クァク・ドゥオンのあのイヤ〜な恐ろしい感じの演技もめっちゃ存在感あって顔覚えちゃいました。
    観終わってから、モデルがノ・ムヒョン元大統領だと知った。
    骨太で見応えがあり、人間の意味不明な残酷さを目の当たりにする。
    この頃からクァクさんが役のおかげで嫌いになっていたなぁ。
    1980年始め、アカ狩りと称し弾圧の風が吹き始める韓国。

    高卒でありながら司法試験に受かり、弁護士となったソン・ウソク。
    稼ぐ為に仕事の安売りをするやり方に向けられる同業者の冷たい視線も何のその。
    どんどん稼ぎ、傲慢になっていくのだが…
    ある事件が彼の生き方を変えていく。

    やはり、ソン・ガンホはいい役者です。
    若い苦学生時代の肩を落とし不安に怯える姿。
    セリフなんか無くたって、感じさせる苦しさ。
    後の、事件をきっかけに国家と闘う事を選ぶ毅然とした顔。
    ほとんど味方なんかいない法廷でただ一人妥協せず貫きとおそうとする決意。
    ラストはひたすら熱い。

    実際の事件が元になっているようで…
    モデルはなんと盧武鉉らしいです!
    こんなすごい人だったんですね。

    警察のアカ狩りを指揮する人が、TKOの木下に見えてしょうがなかったのは私だけだろうか…(^^;;
    今更ソン・ガンホさんにハマりまして…。普段はイケメンか胸毛にしか興味のない私ですけど、ソン・ガンホさんは別枠(超失礼)で、唯一無二の存在感だなぁ…って感じでね。

    この映画は前半と後半でかなり空気感が変わっていくんですよね。貧乏な家に育ち高卒で弁護士になったソン・ウンソク(ソン・ガンホ)は、とにかくお金を稼ぐ為になりふり構わず働いて夢のマイホームを手に入れるんですよね。そして、貧乏時代に食い逃げをしたお店に謝罪がてらお金を払いにいくと、お店のおばちゃんはお金なんて要らないよって、優しく温かい言葉を掛けてくれたりするんですよ。なんてハートフルな物語な前半。しかし、後半になるとそのおばちゃんの息子ジヌ(イム・シワン)が行方不明になりまして…なんと、反政府活動の取締で逮捕された挙句拷問されてしまっていたんですよ!そして、ソン・ウンソクが弁護人として立ち上がる…ってのが簡単すぎるあらすじですね。うん。

    私は前半はそこまで好きでもなかったんだけどさ、とにかく裁判が始まってからのソン・ガンホの熱演にやられちゃってね。もう憎たらしい警察との裁判シーンはこっちまで怒りが沸点に達しまして!どうにかして正義の鉄拳をくらわせてやりたかったよマジで!

    そして、ソン・ガンホは勿論素晴らしくよかったんですけど、他のキャストもみんなナイス好演していて、今ちょうど未生を観ている私にはイム・シワンくんとイ・ソンミンが出ていて更に興奮度マックスになったのでした。

    あと、ラストシーンやっぱりジーンときてしまって、序盤は高卒弁護士って周りにバカにされていた彼がラストでみんなに認められた感が嬉しくて。努力はやっぱり報われるってことを肌で感じさせてもらった気分になりましたよ。いい映画でした。
    1981年の釜林事件がモチーフとなっているファクション、盧武鉉元大統領がモデルとなっています。

    軍事政権下、国家保安法違反の反国家運動を共謀したとしてなじみのクッパ屋の息子が逮捕される。事件は全くの捏造なんですけど‥‥。その容疑を晴らすために立ち上がる社会派弁護士の話でして、その弁護士を演じるソン・ガンホがもう素晴らしい。自然で繊細、かつダイナミック。ガンホさん観てるだけで感動しちゃうし、この人めちゃめちゃ色っぽくないですか?
    後半の法廷劇も迫力あるんですけど、前半ののほほーんパート、屋根裏のねずみににゃ〜お、たまらなく好きです。



    不当に監禁され、拷問され、酷いなって思いますけど、この国家保安法って植民地時代の治安維持法が基になってますし、拷問の方法も日本の特高が行なっていたものらしいですから…日本人として声を失いますよ、ほんと。
    韓国は北の脅威もあって国家保安法が今も生きているわけですが、日本は敗戦とともに、いわば多くの犠牲とともに治安維持法を廃止できたのですからね。まあつくづくこの悪法が復活するようなことがあってはならないなって思います。

    このレビューはネタバレを含みます

    ソンガンホよりクァクドウォンの演技が好み。
    最後証言して連れ出された人の安否がソンガンホよりも気になった。
    最近観た韓国映画に比べてパンチは効いてないが良い映画。
    1時間20分あたりから面白くなってくる。前半が長い、飽きる。裁判始まってからのことをもっと見たかった。

    このレビューはネタバレを含みます

    1980年代初頭の韓国・釜山。売れっ子弁護士のソン・ウソクは、かつて世話になった食堂の店主から息子ジヌを助けてほしいと頼まれた。ある事件に巻き込まれて拘留されているという。面会に出向いたウソクは、そこで信じがたい光景を目にするのだが…………。
    ノ・ムヒョン(盧武鉉)元大統領の弁護士時代の実話を映画化。高卒ながら司法試験に合格した主人公が、自らの信念を貫き通そうとする姿は感動的。

    さすが韓国。さすがソン・ガンホ。
    と言ったところでしょうか。もはや韓国映画は一捻りあるぞ!と斜に構えていたとしてもその上を軽々超えていく作品が多いから激アツですよね〜。

    〝正義〟って何だろう。
    またこれが韓国と北朝鮮の問題を露わにしている題材であるから思いの外リアリティ溢れる作品に仕上がっているんですよね。裁判のシーンで盛り上がったのはもちろん事実ではあるのだが、そこにいくまでの過程が濃厚だからこそソン・ガンホの怒りがここまで心に突き刺さるんです。
    >|