EDMに魅せられた青年たちが挫折や苦渋の思いを経験し成長していく青春ドラマ｡
おしゃれな雰囲気とセクシーさが融合した極上エンターテインメント｡
最初から最後までテンポが非常によくあっという間でした｡
やはり〝音楽×映画=良作〟の方程式は本作でも崩れずにしっかりと成り立っています｡いや､本作の場合は〝音楽×映画=傑作〟です｡
それに加え､恋愛､友情などの要素も含まれており､面白くないわけがない｡
映像も色鮮やかでとても凝っていて〝魅せる映画〟として観るだけでも楽しめ､また､魂を揺さぶる音楽の数々に聴くだけでも楽しめます｡
目と耳のどちらも大大大満足｡
今まで自分の中で1番ノれる映画はケビン･ベーコン主演の【フットルース】だったのですが、本作はそのフットルースを超えてしまいました｡
彼らがビートを刻む毎にこちらの鼓動も共に高鳴ります｡
クライマックスの演奏は映画館で観たこともあってか､スクリーンに映る会場の空気が生に感じ取れ､本物の熱気に包まれているようでした｡作品との一体感が心地よかったです｡
そしてザックエフロン演じるコールの集大成とも言える曲には鳥肌が立ちっぱなし｡
テンションが果てしなく上がる一方で､彼のこれまでの過程を見てきたこともありジーンとしてしまいました｡
彼の色んな想いや使用する音源の選び方に目頭が熱くなります｡
この感情は映画館で鑑賞する方がより強く感じられると思うので､是非劇場に足を運んでみてください｡
ラストの終わり方も最高｡
そのラストの次の本当のラストも最高｡
映像,音楽,演出,もう何をとっても最高です｡
現在､余韻から抜け出せない状態にいます｡まじかっけえぜお前ら｡
