女王陛下(イギリス)からのオファーを断った音楽家の物語。
またまた難解な映画でした・・・
映像美を極めたようなシーンが続きます、そして数々の名曲と融合して、経験したことのないような映画の世界に、久しぶりに彷徨いました。
美しい映画でした。
主人公は引退した音楽家であり、頑固に女王陛下のオファーを断るにはそれなりの理由があった。
しかし、少し気が変わり・・・
最後のオーケストラのシーンはまるでその場にいるような臨場感を味わえます。これだけでも映画を観る価値はあります。
映画は、高齢の主人公が明日に向かって何を考えているのか、何を期待しているのかを問答しているように思えました。
しかし邦題は気に入りません、「グランドフィナーレ」は最終局面等を意味すると思うのですが、原題は「Youth」でずばり青春を意味するように思います。
原題のままで良いと思う。
試写会にて一足お先に鑑賞(字幕)。
もう一度、ゆっくり観たいと思った映画です。