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グランドフィナーレの地球へのレビュー・感想・評価

グランドフィナーレ(2015年製作の映画)
4.0
女王陛下(イギリス)からのオファーを断った音楽家の物語。

またまた難解な映画でした・・・

映像美を極めたようなシーンが続きます、そして数々の名曲と融合して、経験したことのないような映画の世界に、久しぶりに彷徨いました。
美しい映画でした。

主人公は引退した音楽家であり、頑固に女王陛下のオファーを断るにはそれなりの理由があった。
しかし、少し気が変わり・・・

最後のオーケストラのシーンはまるでその場にいるような臨場感を味わえます。これだけでも映画を観る価値はあります。

映画は、高齢の主人公が明日に向かって何を考えているのか、何を期待しているのかを問答しているように思えました。

しかし邦題は気に入りません、「グランドフィナーレ」は最終局面等を意味すると思うのですが、原題は「Youth」でずばり青春を意味するように思います。
原題のままで良いと思う。

試写会にて一足お先に鑑賞(字幕)。
もう一度、ゆっくり観たいと思った映画です。
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