いんげん

シャドー・オブ・ナイトのいんげんのレビュー・感想・評価

シャドー・オブ・ナイト(2018年製作の映画)
2.9
いやー、ゴアってますねえ!
残虐アクション全振り、中身スッカスカ映画ですわ。

正直嫌いじゃない。むしろ好きまであるんだけど、頭からっぽ映画なら、ちゃんとからっぽにさせてアクションに集中させて欲しかった。
ちょっと「?」ってなるとこが多すぎたわ。


密輸組織の「6つの大海」と呼ばれる精鋭部隊。これ。「七つの大罪」とか「十本刀」みたいなん想像するやん?でも6人おらんよね?
主役のイトウ、昔の仲間のアリアン、レズビアンの2人、あとなんか髭のボスっぽいやつ。 …5人やんけ!
もう一人いてた?6つの大海って、単なる組織の名称なん?普通6人おると思うやんか!
あれか?なんか味方してくれた謎の姉ちゃんが6人目なんか?!そもそもあの姉ちゃん何者やねん。必要最低限の説明くらいしてくれよ。

イトウが少女を救った理由もよくわからん。いや、ちゃんと物語の中で語られてるんやけど、なんか理由付け弱くない?
命賭けて仲間まで巻き込んで少女救うなら、最後まで面倒見たってくれよ。あんなちっこい女の子、一人で船に乗せてもロクな未来ないやんか。

まぁそんな細けぇことはいいんだよ!って作り方はわかる。ゴタゴタ言わず、マッドマックス怒りのデスロード観てこいってことなんやろうけども。
それでも気になっちゃったなぁ。

残虐アクションは良かったよ。イトウVSアリアンの「お前ら何分格闘すんねん!」と言いたくなるロングタイムバトルは素晴らしかった。

でも、もうちょいディテールにこだわって欲しかったかなぁ。